ナベカヰくんとの再会を求めて
私の東京時代の勤務先事務所では、渡辺解体興業(現・ナベカヰ)という、解体業界最大手(だそうです)の会社さんの顧問をしていました。
私が平成12年4月に入社した際、最初に配点された仕事が同社の依頼による元請企業への請負代金請求訴訟(法的な論点が満載の事件でした)で、その後も、他の事件を含め、退職時まで幾つかの仕事の担当をさせていただいたことなどから、私にとっては、非常に思い入れのある会社さんです。
仕事上関わった方々も、真面目で職人気質な方が多く(一部、豪快な方もおられましたが)、ご相談も、「真面目さが裏目に出て、相手方に騙されたり他者間の紛争に巻き込まれたように見える事件」が多く、そうした意味でも、頑張り甲斐のある仕事を頂戴していたと記憶しています。
で、この会社さんですが、当時から、独自の自社キャラクターをデザインして様々なオリジナルグッズを作って取引先等に配布されており、私も、ナベカヰくんのマークが大々的に入ったタオル、文具、風呂桶など、様々なものをいただいて使っておりました。
残念ながら、市販は一切なさっていないそうなのですが、平成16年に東京を去った後も、ナベカヰくんへの愛着を捨てきれず、ネットでたまに検索するなどしています。
ちなみに、会社HPの紹介コーナーのほか、ブログで同じような投稿をされている方もおられますので、画像紹介ということで、引用いたします。
http://www.nabekai.co.jp/company/challenge/
http://tondemohappun.at.webry.info/200903/article_4.html
http://tondemohappun.at.webry.info/200711/article_4.html
ゆるキャラ全盛の時代になって久しいですが、彼らが登場する遙か以前から、知る人ぞ知るの存在であり、個人的には、同社関係者に働きかけて、いつの日か、メジャーデビューを考えていただければと思っています。
私の知る限り、岩手県内の会社などで、こうした愛らしい自社マスコットを作って企業イメージの向上等に活かしているという話は存じませんが、ぜひ、こうした取組は参考にしていただきたいところです。
ちなみに、この文章も、今も辛うじて手元に残った「ナベカヰくんバンダナ」を頭に巻いて入力した次第です。