「関わってはいけない宗教団体がある」と聞いた日のこと

参院選については、岩手選挙区への是非の発言をするつもりはありませんが、北海道選挙区では応援している石川候補が惜敗となりましたので、その点は残念に思っています。将来の話をするのは早すぎるのでしょうが、どのような場であれ、いずれ捲土重来を期して頑張っていただければと思います。

開票日には、深夜まで刻々と順位が変動する各局等の開票状況をサイトで一喜一憂していただけでも疲労感がありました。まして、実際に選挙運動に従事された方々大変さは、想像を絶するものがあるのでしょう。

ところで、安倍もと首相の殺害事件に関し、犯人(被疑者)が恨みを抱いていた宗教団体として、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の名前が報道され、教団側も、犯人の母の在籍を認めています。

この点に関し、私は、かなり若い頃、尊敬していた方(故人)に、信仰の自由は最大限尊重されるべきだが、統一教会だけには関わらないで欲しいと言われたことがあります。その方が普段は非常に温和なのに、そのときは深刻な口調で説明されていたためか、強く心に残ったことを覚えています。

具体的な内容までは思い出せないのですが、間違いなく霊感商法や家庭崩壊等の話があったはずで、多分その種の話を人生で初めて聞いたので、よく覚えているのだと思います(今回の事件を受けた記事でも、同種の話が紹介されています)。

ただ、大学時代には「インドカレー研究会」と表示された手作りポスターを学内で見た記憶は微かにあるものの、統一教会の存在を感じたことは一切ありませんでした。

その後も本業等で相談を受けた経験もなく、私自身は何の関わりも持たずに現在に至っています。

そんなわけで、部外者の身で、岸首相や安倍首相の「光と影」にあれこれ物申すつもりはありませんが、こうした形で人に災禍が及ぶこともあるということは、残念な事件から庶民が学ぶべき事柄の一つとして、考えてよいのではと思っています。