幾重にも受けた情けに感謝して
2~3ヶ月前の話です。その日は宮古市役所の法律相談担当日で、昼食後に宮古湾の海岸に散歩に出かけました。
その前日頃、盛岡北RCで長年活躍されていたTさんが亡くなられたとの報に接しており、打ち寄せる波を拝見しながら、往時に懇意にしていただいた光景を懐かしみ、ご冥福を海に祈らずにはいられませんでした。
往く人も来る人もまた波のよう
幾重にも受けた情けを波に知り
小学1年生の頃、二戸RCの家族会で宮古の近江屋さんに宿泊し、翌日に海水浴をしたのですが、沖合で足を踏み外して溺れそうになり、謎の屈強男性(ライフセーバーさん?)の怒濤の泳ぎで救助いただいたことがあります。
勘違いでなければ、浄土ヶ浜ではなく、この「藤の川海水浴場」だったような記憶です。
その日の宮古市役所も、あれこれ余計なことを考えさせられるご相談もないわけではありませんでしたが、受けた情けを忘れず、忍耐を大切にして励んでね、という海からの囁きが聞こえてくるのかもしれません。