悪いことは重なるの巻~法廷のすっぽかされ被害と駐車料金~
先日、11時の法廷に自動車で盛岡地裁(石割桜)に向かったところ、珍しく駐車場が満車になっていて、やむなく桜山そばの県営内丸駐車場(噂では、盛岡で一番料金が高いそうです)に駐めて、法廷に向かいました。
で、そんな日に限って相手方代理人(若いイソ弁さん)が期日をすっぽかし、のんびり屋さんオーラ漂う担当書記官が、15分位過ぎてようやく先方の事務所に電話したところ、11時半と勘違いしていたとのことでした。
30分経ってようやく出廷したイソ弁さんは、ドアを開けたときに、小声ですいませんと言っているのが後ろ(背中)から聞こえましたが、着席時には私に謝りもせず平然と相対していました。
この種の話は5年~10年に1度は経験しており私も1回位は身に覚えもありますので、自分から騒ぎ立てることはありませんが、私が逆の立場なら関係者全員に顔を合わせるたびに平謝りという感じになるでしょうから(それが人に迷惑をかけて反省している人の態度だと思います)、なんだかなぁと残念に感じました。
よりによって駐車料金の負担を余儀なくされた日に限ってこんな目に遭い、貴方のせいで増額された料金分を賠償してくれよと言いたくもなりましたが、若い弁護士さんが作法に欠ける点があるという類の話は、すればするほど自分自身に跳ね返ってくる話でしかありません。
また、引き籠もりがちで若い弁護士さん達と交流もなく、聞く耳があるのか分からない人に苦言を呈するエネルギーもありませんので、このイソ弁さんも、いずれ強面の事件関係者にこっぴどくどやされ・・もとい、有益な経験を積み重ねていただければと加持祈祷する程度のことしかできませんでした。
ともあれ、私自身は岩手を代表するベテランの先生方のように、
実るほど頭を垂れる稲穂かな
の路線を目指したいものです。
まあ、こんなことを書いていると「だったらお前も会合に時間どおり来い(日頃の行いが招いたことだろ)」と言われるだけなのでしょうけど・・