25年ぶりの田沢湖スキー場と思い出が残されている場所

今年の年末年始は全日、仕事漬けでしたが、1日だけ、日帰りでスキー場に行きました(帰宅後も事務所に行ってましたが・・)。

田沢湖に向かって滑るゥ 
ペアリフトに乗っていこう~♪

などと異性に言い寄る機会も得られぬまま幾年月。

田沢湖スキー場は、若い頃に2度ほど来たことがあり、以来、約25年前ぶりの訪問でしたが、驚くほど当時のまま変わっていないように感じました。

日本では、欧州の古都のように市街地を保存する営みが希薄で、盛岡や二戸ですら昔とは様変わりしているだけに、スキー場が数十年前と変わらぬ姿を保っている光景は、古い思い出も保全してくれているような感覚を抱く面はあります。

湖に向かって走る爽快さが得られるスキー場は全国でも稀有でしょうから、今後も、末永く営業を続けていただきたいものです。

あれほどスキー場に連れ回された修習生時代とは対照的に、岩手に戻って二十年経った今でもスキー友達なるものは得られず、家族と年に1~2回だけゲレンデに赴く程度の関わりしかない状態が続いています。

冬も締切に負われる日々ゆえ、それが精一杯でもあるのですが、それだけに、次世代の方々も、若いうちに人生を謳歌してくれればと願わずにはいられません。

若い頃は、冬は全国の主要な大規模スキー場を渡り歩くように毎年旅行できたらと夢見たものですが、完全に夢のまた夢になってしまいました。

せめて、その引き換えに、何かを得て・残して旅立っていきたいものです。