〒020-0021 岩手県盛岡市中央通3-17-7 北星ビル3F
TEL.019-621-1771
法人や事業者の方々は、業務における法的問題への対処のほか、契約書など各種文書の作成・添削、相手先から提示された事項の諾否などの判断、事業に関する法的リスクの検討や予防、役員や従業員の個人的な法的ニーズへの対応など、事業を続けていく上で様々な課題に直面せざるを得ません。
それら課題に迅速、適切に対処するには、法律事務所と顧問契約を締結いただき、貴社の顧問弁護士として早めに遠慮なく相談することなどを通じて、継続的にご利用いただくのが合理的です。
古人いわく、先んずれば人を制し、後るれば則ち人の制する所と為る(史記)。
速やかに弁護士に相談し、状況が悪くなる(より劣悪な状況下で闘いを強いられる)前に良好(有利)な状況の設定につとめ、ご自身が希望する解決を確実に図るようつとめている方々の姿、そして、漫然と状況を放置し、その真逆の展開に至ってから当事務所に相談され、もっと前に相談されていればとお伝えした後、不本意な結末や艱難辛苦を強いられる方々の姿を拝見するたび、この言葉の重みを感じずにはいられません。
当事務所では、様々な業種の民間企業(土木建設など各種工事、食品製造販売、不動産賃貸、飲食店及び観光客向けサービス、一般消費者向け物販店舗)や病院、自治体などから顧問契約をいただき、様々なご相談・依頼に対応させていただいており、日々、それらの経験を今後の業務に活かすようつとめております。
「弁護士事務所に赴いて相談することは滅多にないけれど、何かあったときに気兼ねなく相談・依頼できるよう顧問契約の形はとっておきたい。ただ、利用頻度が高くはないので、低額の負担が望ましい」とのニーズにお応えするプランです。
簡易な相談を電話・メールなどで、気軽に相談できる弁護士(ホームロイヤー)を持ちたいとのニーズにお応えするため、一般的な顧問料より低額の設定とさせていただきました。
個人の方に限らず、企業・団体のご利用も可能ですし、セカンドオピニオン顧問などの活用もご検討下さい。
「ある問題が起きたが、本格的に事務所に訪ねて相談した方がいいか聞きたい」「今、携わっている事柄で法的に分からない点があり、弁護士から手短に説明を受けたい」などのご要望があれば、ご遠慮なくお電話、メール等なさって下さい。
詳細は、事務所ブログ(月額3000円の顧問契約に関するコンセプト)をご確認下さい。
当事務所が企業・団体から顧問契約をお引き受けする際の標準的なプラン(伝統的な報酬規定を踏まえた金額)です。
当事務所では、時間制報酬(タイムチャージ)で業務を受任する場合、1時間あたり2万2000円を原則とし、事案の性質により成果報酬などの調整をしています。そのため、B型では、月額1万6500円~2万2000円(年9~12時間)を「弁護士がご相談等に無料で従事するため確保する時間」としております。
法律相談だけでなく、文書作成・添削、相手方への通知などを含む簡易な交渉、役員・従業員や顧客向けの講義・講習、相談会など、様々な活用が考えられます。
もちろん、所定時間を超過するご利用も可能です。その際は1割引のタイムチャージで対応いたしますが、前年等のご利用が所定従事時間を下回った場合などは無償で対応させていただくこともあります。
訴訟など本格的な事件の受任は別料金とさせていただきますが、原則として10~30%の範囲で割引して受任いたします。
A型とB型の中間の価格帯(年額10万円前後)でお引き受けすることも多く、皆様のニーズをなるべく尊重した内容で契約しております。
上記の「先んずれば人を制す」が象徴するように、当事者間に深刻な対立が生じる紛争の中には、早期にご相談いただくことで、予め賢明な措置を講じ、高コスト・高リスクの紛争状態に陥るのを防止できることが少なくありません。
また、様々な事件・出来事の中には、ご本人が気づくことなく埋もれている法的な救済手段が隠れていることが珍しくありません。
平成15年頃、商工ローン問題が世を覆った時代では、数百万円の債務を負った事業者の方が、実は、ローン業者に数百万円以上の過払金を有していたという例が珍しくありませんでしたが、業者がほどなく倒産したため、倒産前に弁護士に依頼された一部の方しか過払金債権を回収できなかったという現象がありました。
これは極端な例かもしれませんが、生活・企業活動の中で疑問に感じる事柄に直面した際、法的な救済・解決の方法をご提案できる場面が相当にあることは間違いありません。
ご自身の生活や貴社の活動に潜在する様々なリスクを回避し、チャンスを生かせるよう、顧問契約を積極的にご活用いただき、早期に弁護士の支援を確保なさって下さい。